2019年 学伸セミナー 進路状況について
今年も学伸セミナーの中3生たちは、悩みながらも自分の進むべき道を考え抜き、最適な決断をくだしていきました。
学伸セミナーは薩摩川内の地で開校して6年になりますが、なんと6年連続で塾生全員、一人の例外もなくそれぞれの生徒が目指す第一志望校に合格し進学を果たしています。
生徒が勉強しやすい環境を整備して創出していくことが一番重要なものだと考え実行しつづけてきたことがよかったのだと自負しています。
学伸セミナーでは全ての塾生に川内高校に合格する学力をつけさせることを目標にしています。模試などで十分に合格圏内(A判定以上)に達していることを実感すると生徒は自信を持ちはじめ意欲も湧くので、自分の将来を客観的にみる時間も作れていくのだと思います。
今年の生徒たちは、定期テストで大幅得点アップ・番数アップさせるなど、毎回毎回成長を見せ、安定した力をつけてきた学年でもありました。英語が全くもって苦手な生徒もいましたが、とことんやりぬいていった結果、活路を見いだし今までとったことのないような高い点数を取ることもできました。結果を教えてくれて大はしゃぎしていた時の様子が今も目に浮かびます。この『とことんやりぬく』という姿勢こそ高校では当たり前のように求められるものですので今後も期待しています。
今年の生徒の中には、将来的に大学に進学して高いレベルで探求をはかりたいと考え、川内高校やれいめい高校文理科に進学していく生徒はもちろんですが、川内高校に中位以上で合格する力を十分に持ちながらも、人よりも早く手に職をつけ社会にでて活躍したいと考えて商業系・工業系に進路を定めた生徒も5名いました。基礎学力もあり、目的もはっきりしている生徒たちでしたので将来がとても楽しみです。
また、将来は絶対に看護師になりたいという強い夢を叶えるために努力に努力を重ね第1歩を踏み出すことができた生徒、そして、鹿高の陸上競技部・鹿実のサッカー部・鹿工のバレーボール部、鹿女子のバスケットボール部で夏のインターハイや正月の全国大会に出場して活躍したいという強い夢を実現させるべく進路を定めた生徒も5名いました。5名とも競技レベルが高く、意識も高い生徒たちですので強豪校の中でも必ずやってくれるものと期待しています。私自身も中学・高校と同じスポーツを6年間続けてきましたが、もし中3生の時に強豪校からスカウトされ進路を定めないといけなくなったとき、恐らくですが不安要素の方が先行してしまって決断する勇気は持てなかったと思うので自ら厳しい道に進路を定めた5名はとても立派だと思います。ほんとうに強い精神を持った子供たちだと思います。公立高校でも高校の部活はかなりハードでしたので、強豪校なら尚更だと思います。頑張って頑張って頑張りぬいてほしいです。
今年の学伸セミナーの生徒たちも約8割が体育系の部活やクラブチームの練習と勉強を両立させながら塾通いをしてくれました。
1年生の時から通ってくれたある生徒と、2年生の途中から通ってくれたある生徒は、入塾当初数学が大の苦手でしたが根気よく学習し続けた結果、気づいたころには数学が得意教科へと変貌していました。この成長ぶりは生徒本人からすれば日々の授業の中で自然と身についてきたものなのでさほど自覚できていないかもしれませんが、指導する側からみれば、この成長の証ほど指導者冥利につきるものはありません。
高校生になったら、授業のスピードは速くなり、質も高く、量も多くなりますが、日々の努力は欠かさず今まで通りやりぬいてほしいです。
では、今年度2019年度の学伸セミナーの進学実績を発表いたします。
国立・公立
鹿児島高専 | 電子制御科 | 1名進学(学校推薦で合格) |
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川内高校 | 普通科 | 3名進学 |
川内商工 | 機械科 | 2名進学(学校推薦で1名合格) |
川内商工 | 商業科 | 1名進学 |
鹿児島女子 | 情報処理科 | 1名進学 |
鹿児島女子 | 商業科 | 1名進学(学校推薦で合格) |
鹿児島工業 | 工業Ⅱ類 | 1名進学(学校推薦で合格) |
私立
れいめい | 文理科 | 1名進学(全免特待で合格し進学を確定) |
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れいめい | 普通科 | 6名(専願の1名が進学) |
樟南高校 | 英数科 | 1名合格(半免) |
樟南高校 | 商業科 | 2名合格(半免1名) |
樟南高校 | 工業科 | 4名合格(全免2名)(半免1名)(学力奨学A全免合格の1名が進学を確定) |
神村学園 | 看護科 | 1名進学 |
鹿児島高校 | 普通科 | 3名進学(学校推薦で2名合格)【陸上部スカウト】 |
鹿児島高校 | 情ビ科 | 1名合格(奨学A特待を獲得) |
鹿児島実業 | 総合学科 | 2名進学(1名はスカウト) |